高学年からでも間に合う!読解力を鍛えて中学受験に備える方法

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中学受験を控えて、「勉強しているのに点が伸びない…」と悩むママはいませんか?
私も35年以上塾講師をしてきて、同じように悩む保護者の方に何百人も出会ってきました。実はその原因の多くは、計算力や知識ではなく、読解力の不足です。文章題や長文問題でつまずくと、子どもはせっかく頑張っても結果が出ず、自信をなくしてしまうこともあります。

家庭だけで読解力を鍛えるのはなかなか大変です。特に高学年になってからだと、短期間で伸ばすのは難しいのが現実です。でも安心してください。少しずつ正しい方法で取り組めば、読解力は確実に伸びます。私が指導してきた子どもたちも、読解力をしっかり鍛えることで、算数や理科、社会の問題にも自信を持って挑めるようになりました。

この記事では、低学年から少しずつ積み重ねる方法や、高学年からでも間に合う読解力の伸ばし方、さらにプロの個別指導で効率的に力をつける方法まで、私の経験を交えてわかりやすくお伝えします。読解力を鍛えれば、中学受験だけでなく、将来の学習全体の土台も作ることができます。


この記事で学べること

・この記事のポイント:中学受験に必要な読解力の重要性
・この記事のポイント:算数・理科・社会など他教科でも読解力が鍵になる理由
・この記事のポイント:家庭で少しずつ読解力を鍛える具体的な方法
・この記事のポイント:高学年からでも間に合う読解力の伸ばし方
・この記事のポイント:プロの個別指導で効率的に読解力・自立学習力を育てる方法

それでは早速見ていきましょう。

目次

読解力は中学受験の土台

中学受験で合格を目指すなら、まず押さえておきたいのが読解力です。
文章を正しく読み取る力がないと、いくら計算や知識があっても、問題の意図を理解できずに失点してしまうことがあります。
「うちの子、勉強しているはずなのに点が伸びない…」と悩む保護者の方も多いですが、それは読解力が十分に育っていないことが原因かもしれません。

算数・理科・社会も読解力が鍵

算数の文章題、理科の実験問題、社会の資料や説明文…どれも単に知識や計算力だけでは解けません。
例えば算数の文章題では、条件や問いを正しく読み取る力がなければ、計算が合っていても不正解になってしまいます。
理科や社会でも、文章や図表の意味を読み取り、答えを導く力が求められます。
家庭で「文章を読んで理解する習慣」をつけるのはなかなか難しいですが、だからこそ、読解力がある子は全教科で得点力が伸びやすいのです。

読解力がある子は他教科も伸びる

私が長年指導してきて実感するのは、読解力がしっかりしている子は、国語だけでなく算数・理科・社会の理解力も自然に伸びるということです。
文章をきちんと理解できると、問題文の意味を正確に捉え、自分の考えをまとめる力がつきます。
逆に、読解力が不足していると、知識があっても点数に結びつきにくく、子どもも自信を失いがちです。
だからこそ、中学受験に向けて最も大切なのは、まず読解力を土台としてしっかり鍛えることなのです。

大事なことが書いてあるので、子どもが上の文章を見て!と指差ししている

低学年から少しずつ積み重ねることが理想

読解力は一朝一夕で身につくものではありません。
だからこそ、低学年のうちから少しずつ家庭で積み重ねることが大切です。
「まだ小さいから今のうちに読解力を…?」と思う方もいるかもしれませんが、幼いうちの小さな習慣が、中学受験での大きな力につながります。

読み聞かせや会話で読解力を育てる

家庭で手軽にできる方法のひとつが 読み聞かせ です。
絵本や物語を読むだけでなく、読みながら「この部分どう思う?」と子どもに問いかけると、自然に考える力や言葉の理解力が育ちます。
読み聞かせ用の本は、教科書でもいいですし、子どものお気に入りでもいいですよ。

また、日常会話の中でも「今日は学校でどんなことがあった?」と聞き、子どもが話したことを一緒に整理してあげるだけでも、文章を理解して自分の言葉でまとめる力が養われます。
読み聞かせができないときは、音読も効果があります。
小さな時間でも毎日続けることで、読解力の土台を作ることができます。
音読は教科書でもいいですし、音読用の本を使ってもいいです。

オススメの読み聞かせ
5分で読める1話5分! 小学生のうちに読んでおきたい名作101

オススメの音読
短時間で飽きずに読める頭がよくなる!寝るまえ1分おんどく366日
齋藤孝先生による音読本の決定版 小学生なら声に出したい音読366: 1日1ページで身につく

段落ごとの要約や質問で理解力を深める

少し成長してきたら、文章の段落ごとの要約を一緒に練習するのもおすすめです。

  • 「この段落は何を伝えたいのかな?」
  • 「主人公はなぜこう思ったの?」

こんな質問を投げかけるだけで、文章の意味を丁寧に読み取る力が伸びます。
また、答えを一緒に確認したり、子ども自身に言葉で説明させることで、理解力がさらに深まり、文章を読み解く習慣がつきます。

語彙力を増やす

漢字の知識を増やすことで文章の理解力が高まるため、学校で習った漢字の読み書きを丁寧にしましょう。
また、日常会話の中で、親がさまざまな言葉を使うことで、お子さんの語彙力も豊かになります。
短い文章を正しく書き写す(視写)練習は、読点や漢字の誤りを減らし、自然に正確な文章を理解をします。
家庭では、一家に一冊は辞書を置き、わからない言葉に出会ったらすぐに辞書で調べる習慣をつけましょう。
また、子ども向けの辞書があると、自主的に調べる意欲が高まります。

漢字の読み書きは学校のドリルや教科書を使うと手軽です。
視写は教科書を使うことでテストの点数アップにも繋がりますよ。

子どもが勉強をしている

家庭だけで鍛えるのは難しい理由

読解力を育てるためには、家庭での積み重ねが理想ですが、現実はなかなか簡単ではありません。
保護者の方も「子どもに読解力をつけさせたいけれど、どうしたらいいかわからない」と悩むことが多いと思います。
ここでは、家庭だけで読解力を鍛えるのが難しい理由を整理してみます。

忙しい保護者には時間がない

毎日、仕事や家事、習い事の送迎などで忙しい中、子どもとじっくり向き合って読解力を鍛える時間を確保するのは簡単ではありません。
「読み聞かせをしてあげたいけれど、今日は疲れてできなかった…」
「問題集を一緒にやる時間がない」

こんな経験を持つ保護者の方は多いでしょう。
焦りや罪悪感を感じてしまうこともありますが、無理に家庭だけで完璧にやろうとすると、親も子もストレスになりやすいのです。

高学年からでは伸ばしにくい

さらに問題なのは、高学年になってから読解力を本格的に鍛えようとしても、短期間で大きく伸ばすのは難しいということです。
高学年になると、学習内容も複雑になり、文章量も増えていきます。
そのため、基礎となる「文章を正しく読み取る力」が不足していると、理解が追いつかず、算数の文章題や理科・社会の長文問題でつまずくことが増えます。

だからこそ、低学年のうちから少しずつ家庭で読解力を育てることが理想ですが、忙しいママにはなかなかハードルが高いのが現実です。

先生が優しく子どもに話しかけている。

家庭だけで難しいならプロに任せる

家庭で読解力を鍛えようとしても、忙しい毎日では十分な時間が取れないこともあります。
「家では難しいけど、どうにかしたい」と思っているママには、プロの力を借りることが近道です。
特に個別指導塾なら、子ども一人ひとりの理解度やペースに合わせて指導してくれるので、家庭だけでは難しい読解力の習得も効率的に進められます。

個別指導の読解力指導の特徴

個別指導は何と言っても一人ひとりに合わせてくれるというのが一番の利点ですね。
読解力・理解力・速読力をつけることに重点を置きながら、子どもが自ら学べる自立学習力を育てる指導を行っています。

  • 個別対応:子ども一人ひとりの理解度に合わせたカスタマイズ指導
  • 読解力・理解力・速読力の強化:文章の読み取り方や要点の整理、スピードを意識したトレーニング
  • 自立学習力の育成:自分で考え、学習を進める習慣づけをサポート
  • 丁寧なフィードバック:学習の進み具合や課題を保護者に共有し、家庭でのサポート方法もアドバイス

このように、家庭ではなかなか身につかない力を、プロの指導で効率的に伸ばせるのが特徴です。

「家ではなかなかできないけど、どうにかしたい」と思っているママは、まず公式サイトでカリキュラムや体験授業をチェックして子どもに会った塾を見つけてください。
参考までに私のおすすめがZ-NET個別指導です。リアル、オンラインどちらも受講可能です。

子どもの性格にピッタリ合った学習法。塾探しの始めに、学習個性指数を調べませんか?

Z-NET SCHOOLの特徴

  • 個別対応で自立学習力を育成
    → 子ども一人ひとりに合わせた指導で、自分で考え学ぶ力を伸ばせる
  • 読解力・理解力・速読力を強化
    → 文章を素早く正確に読み取る力をつけ、他教科の成績アップにもつながる
  • 学習個性を分析して最適な指導
    → PICL(学習個性指数診断)で子どもの強み・弱みを把握し、効率的な学習が可能
  • 完全担任制で安心のサポート
    → 塾長が責任を持って指導・面談し、保護者と連携して学習をフォロー

    家庭だけでは難しい読解力や自立学習力も、Z-NETなら個別指導で無理なく伸ばせる塾
『すべての学習は「読解」から始まります』読解トレーニング(オンラインコースもあります)

まとめ

中学受験で合格を目指すなら、読解力は学力の土台です。家庭だけで鍛えるのが難しい場合もありますが、低学年からの積み重ねやプロの個別指導を活用することで、子どもの力を効率的に伸ばせます。ここでポイントを整理してみましょう。

・読解力が不足すると、算数・理科・社会など他教科でも失点しやすい
・文章題や長文問題の正確な理解には、読解力が必須
・読解力がある子は他教科の理解力や思考力も自然に伸びる
・低学年から少しずつ家庭での読み聞かせや会話で土台を作る
・段落ごとの要約や質問で文章の意味を丁寧に読み取る習慣をつける
・漢字や語彙力を増やすことで文章理解力を高める
・高学年から読解力を伸ばすのは時間がかかり難易度が高い
・家庭だけでの読解力指導は忙しいママには負担が大きい
・プロの個別指導なら、子ども一人ひとりに合わせた読解力・理解力・速読力の指導が可能
・自立学習力を育てながら、効率的に中学受験に必要な力を伸ばせる
・Z-NET個別指導のような塾なら、家庭だけでは難しい学力の土台作りを無理なくサポート

家庭だけで悩まず、子どもに合った方法やプロの力を活用すれば、読解力はしっかり育ちます。焦らず一歩ずつ取り組んでいきましょう。がんばってくださいね。


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この記事を書いた人

さとちゃん先生
23歳の時から塾の講師・塾経営者として37年になります。たくさんの子供達を指導してきました。4ヶ月で中学受験の第一志望校に合格、支援級の子供を普通級にした経験があります。近頃では発達障害の子供達の指導もしています。自身の3人の子育ても終え、子育てと仕事の両立に頑張るママたちの応援団でありたいと思っています。
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